生活習慣病について
生活習慣病とは
生活習慣病とは、食生活や運動不足、飲酒、喫煙などの生活習慣によって引き起こされる疾患のことです。具体的には、肥満症、糖尿病、高血圧症、高脂血症(脂質異常症)、痛風、脂肪肝、動脈硬化症、虚血性心疾患(狭心症、心筋梗塞等)、脳血管障害(脳出血、脳梗塞等)などの疾患があります。
いずれも、生活の質を低下させたり、また生命に影響を及ぼすこともある疾患です。
生活習慣病の検査・診断について
生活習慣病の検査の多くは、健康診断の検査項目に含まれています。具体的には身体測定、血圧測定、採血・採尿、心電図などの検査を行い、異常が疑われる場合には、より詳しい検査を行い診断いたします。当院では生活習慣病のスクリーニング検査および精密検査にも対応しています。
当院の治療方針
まずは、医学的な根拠に基づいて、生活習慣の指導をいたします。生活習慣病の予防・治療には、生活習慣の改善が大切です。具体的には、食事療法(減塩、カロリー制限など)、運動療法などについてアドバイスを行います。より健康的な生活習慣を維持できるように、患者さんと一緒に二人三脚で治療を行うことを心がけています。
また、十分な改善がみられない場合には、生活習慣指導にあわせて、薬による治療も行います。当院では、個別の患者さんの状況に応じた治療目標を一緒に相談して設定し、患者さんに寄り添う治療を心掛けています。